呪術廻戦




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類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?

https://www.shonenjump.com/j/rensai/list/jujutsu.html

芥見下々著書 呪術廻戦のレビューになります。

90年代後半、ザ・ジャンプマンガという作品

少年○○系の雑誌って、そもそも単行本になると小さいし影線が見にくくて読まなくなってしまってたんですよね。ハンターハンターも最新刊とかなると文字が多すぎて買ってから読むまでに勢いが必要というか・・・。

だが、それじゃダメだ!と思わずにはいられないこちらの 「呪術廻戦 」!
これは面白いと言わずにはいられませんでした。ときどきあるんだよね、こう言うコミックに出会える瞬間。最高ですね。

虎杖悠仁という主人公が 「呪いの王」 と言われる両面宿儺(りょうめんすくな) の封印された呪物である指を体内に取込み呪術師となる話です!
とっても分かりにくい説明だよね!



会社集英社  芥見下々著書 呪術廻戦  1巻  P52-P53 より引用

会社集英社  芥見下々著書 呪術廻戦  1巻  P54-P55 より引用

会社集英社  芥見下々著書 呪術廻戦  1巻  P56-P57 より引用

つまりはこういうこと!詳しくは2019年5月16日までソニーリーダーストアで1巻が無料で読めるので読んでちょ。

次にくるマンガ大賞2018 コミックス部門6位

1巻から3巻目までは独特の世界感があって「~っぽい。」という感想もなく読み進めました。特に3巻の順平というキャラクタの扱いは残虐でして死は必然という感じが最高だったのですが、4巻以降ちょっと学園色が強くなってきて、元々あった世界観とは違う内容になって来てるような気がしないでもないと言う感想。次にくる前に元の少し小難しい雰囲気に戻って欲しいと言うのが自分の感想ですね。
とっても面白いから、読んでください。HUNTER×HUNTERよりレベルEの方が好きなんだよね~とか言っちゃうような人には特におすすめ。

ちょっと気になる点としては・・・

主人公の目的がよくわからない。
海賊王になるとか、父(じん)に会うんだとか
本人だけが大切にしてる夢やら目標やらが 主人公の悠仁君の場合、いまいちピンとこない。1巻でも言ってたけど、唯一の肉親だった祖父がかけた呪いの言葉「人を助けろ」だったり「生き様で後悔したくない。」だったりするんだけど、もっと物欲的で形になって手に入れられるモノじゃないと共感できなくない?

なので、何がしたいのか目的がなんなのかよく分からなくて、人を助けたりするんだけど単にいい人だから・・・ってのが理由だったりするんじゃないかと。

これから成長して変わっていくんだろうか・・・。もしかしたらいい人を貫く先になにかがあるのかもしれない。自分の命を投げ打ってでも周りを助けようとした事以上にこの先いい人のエピソードが出てくるのか楽しみですね。

じいさんが言いかけて結局話さなかったお前の両親のことの回収も楽しみです。

でもさ、


そいつは酷い どこまでも胡散臭くて 安っぽい宝の地図
でも人によっちゃ それ自体が宝物
「こいつは 凄い財宝の在り処なんだ」
信じきった彼もとうとう その真偽を確かめる旅に出るとする

BUMP OF CHICKEN グングニル 作詞:藤原基央 作曲:藤原基央より引用

やっぱり、こういう世界観の物語にあこがれるよね。
自分が信じたものを絶対に手放さないという覚悟とか、なかなか難しいからコミックや映画を通じて実体験したくて読んだりするじゃない?

最後ちょっと気になった事が続いちゃいましたけどとても面白いので是非読んで!